絶対損したくない!年収500万円〜600万台のクレジットカードまとめ
公務員の方、年功序列型の会社で働く20代・30代の方は、所得を上げることが容易ではありません。株や不動産などの資産がある方は運用益を得られますが、私のように資本がアスパラ並みに細々としている人...は、基本的に「会社の給与ー税金等=可処分所得」です。
とはいえ、年齢が上がるごとに確実に年収が増える今の職場を離れる勇気もなく...
...ということで、限りある可処分所得の中で「損をしないために」思考を巡らせる必要があります。損をしないために必要なこと...その一つが、「自分に合った効果的なクレジットカード」を持つことです。
クレジットカードを持つと、なぜ損をしない?
消費に価値をもたらす
給与以外の収入がない場合、資産を増やす為には消費をコントロールする必要があります。もちろん、ゴルフに行く回数を減らしたり、遊びに行く回数を減らしたり節約できれば良いのですが...。人間なので、お金のかかる遊びはしてしまいます。もちろん、食費や光熱費等、必ずかかる消費もあるでしょう。節約に限界がある以上、消費自体に価値を見出す必要があります。クレジットカードには、消費することで得られる「ポイントorマイル=資産」を得ることができるのです。
消費を自動で管理出来る
クレジットカードでの決済は、消費を管理することが非常に容易になります。「マネーフォワード」等の管理アプリをクレジットカードと連動させれば、自動的に決済のログを取得できます。食費や交際費等にいくら費やしたのかをアプリが自動計算し、無駄な支出がないか確認が容易にできます。いちいちレシートを取っておいて、後から手書き家計簿...なんて、時間の無駄以外の何物でもありません。結局手書きが面倒臭くなって、レシートが財布の中にパンパン...という状態になるのがオチです。いや、5年前くらいの私の財布がまさにこの状態だったのですが...笑
海外で信用を得られる
欧米、深セン等の中国沿岸部など、日本では考えられないくらいカード決済が流通しています。それは、もしかしたら日本ほど貨幣への信用度が高くないからかも知れません。貨幣の代わりに「信用が高い」クレジットカードを使ってもらうことが、こういった国々で商売をしている側にとっては非常に合理的なのです。特に、意思疎通がうまくいかない外国人は、より一層信用を示す必要がある為、クレジットカードを持つことが重要となります。例えば、ホテルなどでは現金でのやり取りを断られるケースがあります。私の知人のバックパッカーが大学時代、不注意でカードが使えなくなったままホテルに入り、現金決済を求めたところ断られたそうです。その時は、ホテルを転々としてなんとか安モーテルに泊まれたそうですが、、こんな思いはしたくないですよね。私なんか速攻心が折れると思います。
結局、ホテル内で犯罪を犯したりしないか、、など、あらゆるリスクを考える場合に身元情報が割れるクレジットカードの存在が、商売している相手方からすると重要だということなのです。
皆が必ず持つべきクレジットカードなどない
消費のタイプによって持つべきカード像が見えてくる
皆が同じ消費の仕方をするわけではありません。だから、どのような消費をするのか見極めてカードを作らないと、損をしている可能性が高いです。様々なブログを拝見していますが、一律で「このカードは必ずオススメ!」と言っているブログを見かけますが...、どうせアフィリエイトで出ている案件だろ、、と思いつつ(笑)
ということで、タイプ別に持つべきクレジットカードをまとめてみました。
最小限の消費しかしない、節約ミニマリストは「年会費無料の高還元率カード」
徹底して遊びをセーブし、外食せず、食費を切り詰めることが出来るこのタイプ。余った給与を有効に株式投資等に回すことができる為、非常に羨ましく思います。おそらく、税・家賃を除いた年間消費は100〜200万円程度ではないでしょうか。 ということで、このタイプに合うカードは「年会費無料の、高還元率カード」です。代表例は、以下のカード。
言わずと知れた年会費無料カードの代表例。私もつい最近の17年1月に取得しました。とにかく爆速で届きます。(笑)申し込む時は、こういうブログサイトから申し込んではいけません。「ポイントサイト」を必ず利用するべきです。「ポイントサイト」を経由することにより、「ポイント=マイル」が発生します。おそらく、予想しているよりも多くのマイルが得られるので、ぜひ活用してみてください。詳しくは、下の記事を見てください。
消費が少ない分、当然得られるポイントも少ないです。そのため、年会費がかかるとその年会費を超えるほどの利益を得られず、損をします。損益分岐点まで至らないのであれば、年会費無料の高還元率カードを狙いましょう。
「細い作業いくらでもできます」几帳面タイプは、ポイント・マイルを根こそぎGET!「航空系マイルカード」
平均的な支出を伴いながら(年間消費200万〜300万程度)、マイルを根こそぎ!という方は、航空系マイルカードが適しています。代表例は、以下のカード。
ANAワイドゴールドカードVISA
若干面倒くさい作業が入りますが、いわゆる陸マイラー向け王道カードとなっているカードです。
マイペイスリボの設定・年一回の決済で、年会費が14,000円(税別)→9,500円(税別)に割り引かれます。これは最初の初期設定なので良いとして、問題は月一回行われる作業の面倒臭さ。通常の使用だと還元率1.3%程度を1.7%程度まで引き上げる為に、決済のタイミングでリボ払い額を微調整するという作業を行わなければなりません。
...私は、圧倒的に面倒に感じた為、このカードは見送りました。....が、最大限マイルを獲得する為には必須のカードとなってます。
旅行が好き、だけど面倒臭いの嫌、とにかく楽に損したくないタイプは「ホテル系カード」
平均的な支出を伴いながら(年間消費200万〜300万程度)、旅行好きな面倒臭がり屋さんは、「ホテル系カード」が適しています。代表例は、以下のカード。
SPG AMEX
始めに言っておきますが、貧乏旅行好きの方には適しません。ある程度のクラスのホテルに年一回は泊まる方向けです。というのも、年会費が33,480円(税込)とアホ高いです。しかし、その分サービスがえぐいほど充実しています。まず、SPG系列ホテルに年一回泊まれる、無料宿泊特典が付きます。祝日でも年末年始でも、ブラックアウト(=宿泊除外日)無しで泊まれる特典で、例えば恵比寿のウェスティンなど土曜日は4,5万します。これだけで元が取れるどころじゃありません。さらに、SPGゴールド会員資格を付与されるので、客室の無料UPグレードがかなりの確率で見込まれます。
つまり、少なくとも年一回このクラスに元々泊まる方であれば、年会費は無視できます。その上で、何もせずともマイル還元率1.25%と高めですので、私のような旅行好きの面倒臭がりには最適です。
まとめ
クレジットカードを作らない、使用しないということは、 消費から得られる価値をドブに捨てていることと同義です。また、所持するだけで得られる「信用」も見逃せないメリットです。そして、ブログでありがちな「全員にオススメ」できるカードなどなく、タイプごとに自分に適したカードを持つことが重要です。自分に適したカードをメインカードに据えて、「損をしない」素敵なクレジットカードライフを送ってください!